24日目 San Francisco 市街散策

10月17日(土)快晴

宿泊中のホテルは朝食がついており、それもかなり充実している。シリアルとパンにジュースかコーヒという簡単な作りの所も多いと思うが、ここはパンの種類も豊富な上、卵にソーセージ、ジャガイモなど温かいものもあって嬉しい。Aliにとっても、種類が多いのは嬉しいことだ。

BART train朝食をとったのが9時半頃だったので出発は11時を過ぎる。タイミングよくホテルのシャトルバスがやって来る。街へ行くためには空港から出ているBARTという電車を利用する必要がある。販売機でチケットを買う場合、目的地のボタンを押すというのが一般的だと思うが、ここは違う。一覧表から目的地の金額を調べ、その金額分のお金を入れるとカードが出て来るというシステムなのだ。プリペイド式に多めの金額を買ってなくなるまで使うというやり方も出来るのかもしれないが、勝手の分からない旅行者には非常に分かりにくい。どの金額を入れても出てくるのは同じテレホンカードみたいな薄っぺらいカードなので、複数持っていると混乱する。

無事にPowell Streetに到着して、外へ出る。観光案内所で市内の交通を自由に使えるMuni Passportの3日券を購入。カナダで経験したスクラッチ式のパスである。快晴のもとユニオンスクエアまで散策。ケーブルカーを使ってFisherman’s Wharfまで行こうと考えるが、ケーブルカーはいずれも満員で、いつまで待つのか見当がつかない。週末ということもあるのか、街は人で溢れ、まっすぐ歩くことができない。バスを使おうと違う通りを目指す途中、ケーブルカーとそっくりのミュニメトロという路面電車を発見、乗車する。たまたま乗ったメトロは港沿いに走るラインだったため、ベイブリッジやPier(ピア:桟橋)が良く見える。Smoothie and Aliピアは1から番号順に並んでおり、最も有名なPier 39に近づくにつれて賑やかになっていく。そのPier39でほとんどの乗客が下車。Powell Street駅周辺と同じように人混みが広がる。レストランやお店などが立ち並ぶこの桟橋の入り口付近でSmoothieを買って飲みながら散策。桟橋の回りにははボートが並び、「港町」という雰囲気がよく出ている。写真を撮りながら歩いて行くとピアの先端からGolden Gate BridgeやAlcatraz Island, Angel Island などが見渡せる。青空の下、ボートやヨットも至る所に散在し、気持ちが良さそうだ。

Sea Lions at Pier39Pierの反対側に回っていくと大きな鳴き声と共に強烈な動物臭が漂ってくる。近寄るとそこにはアシカの群れが。動物園でもこんな群れは見ないと思うほどたくさんのデッキにアシカが折り重なりながら横たわっている。海の香りとアシカの体臭とが混じってきつい匂いではあるが、ベターッと昼寝をしたり、海に飛び込んだり海から飛び上がったり、喧嘩なのか何のか、横たわる仲間のそばで戯れているアシカの姿をしばらく観察してしまう。

Hilly roadPier39を後にして Fisherman’s Wharfを散策しながら、サンフランシスコ名物の急坂に向かっていく。坂をケーブルカーが上っていく姿は映像で見たことがあるが、実際に歩いてみるとかなりの角度である。歩きながら驚くのはこの急坂に沿って立ち並ぶ家々である。車がないとこの辺りの人たちの生活はかなり大変だろうな、などといらぬ心配をしながらゆっくりと歩を進めていく。Hilly street通りに沿って停車している車を横目に、「ブレーキが故障したら大変な事態だろうな」とか「ミッション車だと坂道発進にかなり自信がないと一気に坂下へ転げ落ちるな」などと、余計なお世話がまた頭に浮かぶ。自転車が好きな自分としては、上り坂の訓練にはちょうど良いがマウンテンバイクやロードバイクでないと厳しいだろうな、でも直線でこの激坂はかなりきついだろう、などと更に想像が膨らんだ所でようやく坂の頂上へ。

Lombard streetLombard Streetという観光名所へ到達。「世界一曲がりくねった坂道」という異名をとるこの坂道は確かに珍しい。両側には歩行者用の通路があるので歩いて下る。あじさいの花や緑がたくさん植えられてきれいな通りだ。有名な坂道なので、車でやって来るドライバーも多い。観光地とは言え、両側には普通の(でも立派な)家が連なっており、通り沿いに車庫があるのが面白い。下り一方通行のこの坂道では、ぐるっと回ってこのクネクネしたカーブを降りて来ないと家に帰れないのだろう。坂道の途中、家の前で駐車している車も発見。この曲がりくねった坂道でも住宅街なんだなということを感じさせられる。

しばらく待ってようやく30番のバスに乗車。Powell Street駅を目指す。ここでもバスは混雑している。2、3回停車した所で乗って来た黒人の中年男2人がやたらとうるさい。一人は運転手の近く、もう一人は後部座席へと移動して大きな声で話している。汚い言葉を大声で発する後部へ回った男に客の一人が注意をしたらしく、この男が更にわめきだす。他の客はみなうんざりした様子でバス内に嫌な空気が漂う。運転手も運転しながら注意を促していたが、チャイナタウンの真ん中で停車した際に立ち上がって注意すると、件の男が更に大声を張り上げて罵る。運転手もたまりかねて「警察を呼ぶぞ」と脅す。運転手そばの男は既にバスを降りて、もう一人の男も乗客を押しのけて前まで歩き、ようやくバスを降りる。運転手は警察に連絡をする一方で、彼らはスリのグループだった可能性もあるので持ち物がすられていないか乗客に注意を促す。

通りを見渡すと、この辺りは中国語の看板が立ち並び、アメリカというより中国のどこかへ来たかのようだ。バスは満員で混雑している上、停車する度に、更に中国人が大量に押し乗って来ようとするので、運転手も降りて次の便を待つように促す。全く、この街で運転をするのは大変だろう。ため息を漏らしながらも運転を続けるバスの運ちゃんに同情する。

ようやくPowell Streetへ着いて、来たときと全く逆順で無事に帰宿。ちょっと嫌な思いも味わったが、楽しい一日であった。Pier39 boats

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