44日目 Hawaii / Polynesian Cultural Center

11月6日(金)晴れ

本日は昨日チケットを買ったPolynesia Cultural Center へ。 Hyatt Regency 前を10時20分発のバスに間に合うよう宿をでる。宿からほんの3分ほどの近さだがPCC行きの同じようなバスが並んでいるのでどのバスか混乱してしまう。

無事に乗り込んで1時間半ほどのバスライドで目的地へ。道中サモア出身の大男Kenのガイドによる休むことない話と美しい景色のおかげで、さして長くも感じることなく開園の12時にちょうど間に合うように到着。先ほどのKenは園内の個人ガイドもやっているらしく、「数ある案内人の中でも一番声が大きく知識豊富な私についてくれば必ずガイド代を無駄にはさせませんよ!」とバスを降りる前にその饒舌で客を募っている。

声の大きさと経験の豊富さは間違いなさそうだが、自分たちのペースで好きなところを気楽に観て回ろうとガイドツアーには参加せず。昨日ミサコさんが教えてくれたお勧めイベントを中心に観て回る。

PCCはその名が示すとおりポリネシアの島々の文化をテーマにした大きな村で、敷地の中には各島の名を冠したIsland(=村)が作られている。各村ではその土地土地の生活様式の展示とともに舞台がもうけられており、1.5~2時間おきにイベントが行われる。各村同士は隣あっており、一つのショーを観終えると近くの好きな場所に移動しながら園内を渡り歩くことが出来る。一つのショーは30分前後で、うまく組み合わせればかなり多くを観ることが出来る。

Fire - hiまずは入り口近くのSamoaで昼食を兼ねて木陰で休憩。すると食べ終える頃にちょうどショーが始まり、そのまま鑑賞。ここでMCをしているおじさんが面白い。背は低く色が黒くて鍛えられた体を持ったこのおじさんは、まさに今朝現地の島からやってきましたという風体ではあるが、ボソボソとつぶやくようなしゃべりはラスベガスで観たショー”V”の司会者のそれとよく似ている。音楽や踊りのあとにココナッツを割ってミルクを絞るという一連の作業をコミカルな語りに合わせて実演してみせるが、その手際の良さは見事だ。各地からやってくる客に合わせて単語をいろんな国の言葉で覚えているらしく、「火」や「石」などのコトバを各国の言語でいいながら実際に木の道具で火をおこしてみせる。一つ一つの作業に笑いを織り交ぜているところがかなりの芸達者である。

サモアを十分に楽しませてもらったあとは、隣のAotearoa (New Zealand)へ移動。NZから持ってきて建てられたというマオリ族の建物がそびえ、庭の前で客を迎え入れる儀式から始める。建物内に移動すると舞台に男女3人ずつが大声で歌いながら踊りを披露する。サモアに比べてNZのみなさんはまじめで誠実そうな人が多いが、腹の底から大地を揺るがすような歌声とテンポの速い踊りはこちらも素晴らしい。NZラグビーチームの試合前で有名な戦闘の踊り、Hakaも披露。建物からもその歌や踊りからも「神に捧げる」という感じがよく伝わってくる。

NZを観終えると、橋を渡ってTongaへとやってくる。ここでは太鼓を使ったパフォーマンスがメイン。男性客を3人舞台へ招き、トンガ人の演技者の見本を真似るよう要求。一人ずつ演じさせる。太鼓パフォーマンスはさることながら、節々で叫ぶ大きな奇声を真似るのはちょっと気恥ずかしく、難しい。オーストラリアとテキサスから来た男達はそれぞれ何とか真似ていたが、今日は敷地内で最も多く見られる韓国人客の集団の中から選ばれた3人目の男は「ウォー」と叫ぶ声が高く裏返り、それが大いに受けていた。

続いてFijiへと行くとちょうど建物内で何やらイベントを始める所。中に入ると竹を伐って作った杖のような棒を客が一つずつ手にもち、リズムに合わせて床を打ち鳴らす。音楽と歌に合わせて打ち鳴らすと伴奏のように聞こえてくる。Fiji canoe pageant

Hawaii canoe pageantちょうど Canoe Pageant の時間が近づいてきたので運河の近く、客が群れをなしている傍に座りしばらく待つと、司会者の説明に合わせて運河の向こうから民族衣装を着た踊り手がボートに乗ってやって来る。各島毎に一つひとつボートがやって来ては両岸に集まる観客の前で踊りを披露。船子がボートを動かす中、上手くバランスをとりながら見事に踊っている。トンガの船子がひとり水に落ちた以外は無事にそれぞれの島が演技を披露して終了。Aotearoa canoe pageant大いに楽しんだ。
Tahiti canoe pageant

Hulaその後は、再び橋を渡ってHawai’iへと行ってみる。日系人っぽいハワイ人のおじさんによるフラダンスの歴史の説明と共に女性のダンサーが踊りを披露。テレビ映像などでフラダンスというと手と腰の動きの速い踊りをイメージする人も多いが、それはタヒチの踊りの影響などを受けた割と新しいもので、伝統的なフラはゆったりとした踊りらしい。また、宗教的な理由で正式なフラダンスは元々男性にのみ踊られるもので、近年フラダンスが世俗的/社会的になってから女性が多く踊るようになったそうだ。他のアトラクションほど派手さはなく、静かな落ち着いた感じのショーで、勉強になった。

再び橋を渡りカヌー(ボート)乗り場からボートに乗って入り口付近の船乗り場まで移動。IMAX Theater で珊瑚のドキュメンタリー映画を鑑賞。近年、水温の上昇により珊瑚が多く死んでおり、それを研究/保存するダイバーによる啓発番組となっている。スクリーンは今まで見た映画館のものに比べてかなり大きく、美しい水中の映像は迫力がある。

Pig from the imuチケットに入っているディナーが行われるHale Alohaに並ぶ。かなり大きな食事場所で、ハワイ王朝の正式なディナーパーティーを経験できる。前方の舞台では華やかなフラダンスが次々と繰り広げられた後で、ハワイ王室の服装を纏った一団が登場。彼らが去った所でついに食事が開始される。併し、あまりに客とテーブルの数が多く、前の方のテーブルから順番にバイキング式の料理をとりに行くため、かなり待たされる。結局、席についてから一時間近く待った所でようやく自分たちの番が回って来る。お腹を空かせた客達は一気にディナーに食らいつき、30分ほどでほとんどの客が席を後にする。人気のなくなったテーブルでのんびりとデザートをいただいた。HA waterfall

食事の後は、PCCのメインイベントである”HA”を鑑賞。3000人収容できるという大きな舞台に、各島のダンサー達が総動員という感じで規模の大きなショーである。途中10分の休憩を挟み1時間半のステージは素晴らしかった。最後の方で本日最初に訪れたSamoaのおもろいおっちゃんが登場。ソロでファイヤーダンスを繰り広げ観客の喝采を浴びる。やっぱりただ者ではなく、実力トップのパーフォーマーだったのね、このおっちゃんは。お見事!

HA showHA show wedding

似たようなバスが何十台も並ぶなか、乗って来たバスを見つけて無事に帰って来る。行きよりも早く着いたようだ。寝てたけど。

Polynesian Cultural Center は面白かった。一度は行ってみる価値あり。まずはここに行ってポリネシアの島々の文化のテイスティングをしてから気に入った本物の島に行く、という楽しみ方ができるかも。実際それぞれの島に行ってみたくなった。

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