50日目 Auckland 〜 Mt Maunganui 〜 Rotorua / Te Puia

11月12日(木) 晴れ Clear

ニュージーランドに来て以来はじめて晴れの素晴らしい天気が広がる。

Road ahead朝8時にAvisの事務所まで車を拾いに行き、荷物を乗せるためホテルに戻る。車の旅の始まりだ。Auckland の街中から高速道路に入る所で渋滞につかまるが、5分もすると車は流れ出し、その後はノンストップで走り続ける。ニュージーランドのすごい所は、高速道路が終わり普通の道路になってからも、高速の道路が続く点である。つまり、街が近づくと制限速度が70km、50kmという具合に下がるのだが、街中を抜けるとすぐに100kmへと回復(?)するのだ。街中ではたまにランドアバウトが存在するが、それ以外は進行を阻むものは何もなくひたすら100kmで進むことができる。高速道路と何ら変わりはない。それに多くは街と言っても1kmもするとすぐに通り過ぎる。田舎が多いのNZの幹線の90%は100kmで走れるのではないだろうか?

Mount Maunganui宿泊先の Rotorua の前に Tauranga & Mount Maunganui へと向かう。Tauranga は通り過ぎるだけだが、Mt. Maunganui では山の麓から延びる Main Beach で車を降りひと休憩。すぐそばに Mount Maunganui がそびえ、ビーチは山と反対方向に延々と広がっている。ハワイのワイキキのような賑わいはないが、水と白い砂浜は美しく多くの若者がビーチで海水浴やひなたぼっこを楽しんでいる。ビーチから突き出たMoturiki Islandという小さな半島には遊歩道があり、歩いて行くと島の先端に遥かなる海の景色が開けてくる。Mt. Maunganui の頂上からはパラグライダーでビーチに向かって降りてくる人の姿も見える。ここから見る景色は山も海もビーチも全て気持ちがよい。Seio and Mt Maunganui

のんびりとした雰囲気で長期滞在したくなるリゾート地という感じである。辺りは立派な家が多くまさしく Kiwi Resort らしい。

Main Beach から海岸沿いに Papamoa Beach へ車を走らせて進むとどうも行き過ぎたらしく道が行き止まりに。数キロ戻って Rotorua 行きの道へと入ることができる。あとはひたすら進み ロトルア湖へとやって来る。湖が見えて来ると温泉地特有の硫黄の臭いが漂ってくる。そう、この辺りは大地熱地帯にあるため、一大温泉地なのだ。

宿も無事に見つけ、チェックイン。特に何をするか決めてはいなかったが、宿の主人にすぐ近くの Te Puia のマオリショー&ディナー Te Po を奨められるがままに従う。時間つぶしにロトルア湖のほとりまで行くが、湖の波が高いのと風が強いのですぐさま撤収。

Te Puia entrance5時45分に迎えのバスが拾いに来てくれるが Te Puia までは車で1分しかかからないので気が引ける。6時15分からマオリ人のガイドのもと敷地内へと入って行く。入ってすぐの広場にはマオリの神を象る彫刻が12体円形に据えられ、その中心には石が置かれ水がこんこんと湧き出ている。石を水でこすり、なでるといいことが起きるという習わしらしい。日本の神社でのお浄めの水を思い起こさせる。

敷地内にはマオリ式の立派な建物があり、その前には広い庭が広がる。Maori welcomeハワイのPCCでも観たが、入り口の所で来訪者を迎え入れるか否かを決める儀式が行われる。マオリ特有の顔に入れ墨模様を施したマオリ族の男が奇声をあげながら徐々に近づき、あっかんべえのように大きく舌を出すジェスチャーをきめた所で無事に迎えられるようだ。導かれるままに建物内へと入って行く。靴を脱いで建物内に入ると舞台と客席が。期せずもこの一週間に3度目のマオリショーとなったため、どんな催しが行われるか想像はつく。併し、どの舞台もそれぞれ違いはある。まず、今回のショーは人数が多い。男女各5人にギター演奏のひとりの男がマオリの衣装をまとい、舞台いっぱいに大きな歌声と踊りでショーを繰り広げる。一つ一つの演目に解説を加えながら、男性の武器を使った踊りから女性のPoiダンス、そしてHakaまで楽しませてくれる。Poi practice更にここでの大きな特徴は、女性客を舞台に招きPoiダンスを体験させてくれることと、男性客に Haka を教えてくれることだ。Ali は勇気を振り絞りPoiダンスのボランティアに手を挙げ舞台に出て他の女性達と一緒に踊る。Poiは見た目よりも難しいようだ。特に音楽が早くなると合わせて回すのが難しいらしい。女性の番が終わり男性の Haka になる。自分は特に舞台に出る気はなかったが、ご年配の紳士方は皆断っているようで、後方に座る自分にも声がかったので他の男性客に続いて前に出てみる。もちろんマオリ戦士がするようにはいかないが、大きな声を出すことと思いっきり目を見開いて威嚇すること、大きく舌を出すことは案外気持ちが良い。

ハワイ語でもマオリ語でもそうだが、ポリネシアの言葉は子音が少なく音節に母音がつき、しかもその母音をはっきりと発音するので聞きとりやすい。もちろん意味は分からないが少なくとも発音は日本語話者にとってヨーロッパ言語よりも簡単だと思う。そういえばPCCのハワイコーナーのおじさんがアメリカ人には”uklele”の発音が難しいようだがハワイ語では「ウクレレ」ですからと教えていた。NZでもマオリ語専門の番組をテレビでやっているので勉強すれば英語よりも簡単に話せるようになるかも。但し地名や人の正式名にはかなり長いものがあり、それだけは舌を噛みそうだ。日本も太平洋の島の一つなので、基を辿ればポリネシア諸語と同じ語族であっても何ら不思議ではない。

Te Po dinnerマオリショーを満喫した所でディナーの時間に。マオリの建物を外に出て別のレストラン用の建物へと案内される。10人掛けの円卓の中央にくるくる回る台が置かれ、魚や貝、鶏・豚・子羊の肉にカボチャや芋類などが次々と並べられる。サラダバーにも色んな種類のご馳走があり、デザートバーにはケーキやアイスクリームなど種類が豊富だ。席がゆったりとして人が少ないことからも、ハワイで食べたLuauよりも良かった。ただ同じ席に座ったスペイン人一家5人のうち女性3人がほとんど皿に手を付けていないことが目についた。宗教的な理由なのかもしれないが、折角ディナー&ショーに来て食事をとらないのであれば何のために来るのだろうという気がしてならない。ショーは昼間でもやっているはずだし。他のテーブルは満席なのに対し、我々は3人分空席なのも手伝ってかなりの分量食事が余っている。Aliと自分は腹一杯になるまで存分にいただくが、たくさん余ったご馳走がもったいなかった。

Geyser at Te Puia食後は敷地内にある間欠泉=Geyserを観にミニバスに乗って白い煙のモクモクと立ち上る所へと登って来る。吹き上がる間欠泉の景観はすぐ近くで観られ、見事である。また、夜観るとより神々しく感じられる。そばのベンチ状に整えられた地面はその昔調理場だったらしく、腰を降ろすとお尻が温かくなる。ガイドの Guy が最後にマオリの歌を大声で歌ってくれる。真っ黒な空に星が一つだけきれいに輝いているのが心に残った。帰り際には皆が入り口にある石をなでて帰る。

Auckland から Mt. Maunganui 経由で Rotorua まで300数十kmの道のりもそれほど遠く感じず、時間も思ったよりも少し早かった。NZの道路システムのおかげだろう。

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